速読は趣味?〜モザイク教室風景より〜


 

モザイクアート教室でした。

リニューアルしたHPをご覧くださった生徒さんから、、、。

岡田七歩美プロフィール 趣味:着付け、旅、速読、座禅、など

S「先生、趣味が速読って、おもしろいですね、速読って、特技じゃないですか?」

O「そう、特技?」

O「Sさんは、本はていねいに読むほうでしょう、一文字一文字ていねいに。」

S「そうです、ていねいに読みたいほう。」

O「私はね、、、。ページをどんどんめくって開いて、ガーッと眺めちゃう。まずそこから」

O「Sさんは、子どもの頃、絵本や本を読む習慣があったでしょう?」

S「そうですね、読んでいました。」

O「私は本を読むのも、国語も苦手でした。読んでもよくわからないの、、。」

S「え、わからない?」

O「そう、言葉を追っても、イメージが思い浮かばないとわからないのよ。」

O「大人になってから、物語を声を出して読む方もあるのを、聞いて、驚きました。配役ごとになりきって読書するとか、、。」

S「本はていねいに読みたい。だから時間がないときは読まないかな?最近はマニュアル本とか。」

 

 

物語はもともとあまり興味がない。具象より、抽象が好き。記憶が苦手。だから、推理小説はダメ。登場人物の名前、覚えられない。はじめて夢中になった物語は、赤毛のアンシリーズ。今思えば、本の良し悪しは、翻訳者や、書き手によるもの、相性があるとわかるようになった。

本は、風景を眺めるのと似て、初見はビジュアルとして捉る。パッと全体を眺めて、単語を目が拾ってく。気にいる言葉、心に触れる文章がいくつか見つかると、その点から前後を読み始める。そして、その本に興味がわく。

図書館に行くと、5冊くらい借りてしまう。家には本があふれているのに。脳の、気分転換なのでしょう。新しい世界へ触れる。

速読のマニュアルは読んだことない。けれども、目の動きだと思う。

翻訳家によって、物語そのものの印象が大きく違うことも、次第にわかるようになりました。ヘルマンヘッセは、思春期に好きな作家でした。ブックオフは、行くと、つい購入してしまうので、立ち入り禁止領域。先日も、全集の一冊を100円で買いました。箱から引き出して、ページを眺めると、言葉がどのページからも水が流れるように淀みない、、。家に戻って、茶色くなった単行本の翻訳家を調べると、購入したヘッセの全集とは違う翻訳家でした。

郷愁 ヘッセ 登張正実訳 講談社版 世界文学全集 第36巻 1967年

 

趣味から特技へ速読を移行しましょうか。

 

でも、気分転換としての速読なので、やはり、特技ではなく、趣味でしょう。坐禅や、旅は趣味かしら?自分の感覚と、人の感覚は違うので、文字にすると、誤解が広がるわね。

ところで、最近の”趣味”は、文章の書き方の本。

「文章のみがき方」辰濃和男著 岩波新書(ブックオフ買い)

「ぼくらの言葉塾」ねじめ正一 岩波新書(図書館)

「私を伝える文章作法」森下育彦 ちくまフリマー新書(図書館)

「13日で名文を書けるようになる方法」高橋源一郎 朝日新聞出版(図書館)

「書きたいのに書けない人のための文章教本」清水良典

「論文の書き方」清水幾太郎 岩波新書(ブックオフ買い)

 

 

モザイク教室風景より