riproduzione dei pavimenti musivi, Tokyo 2018 : dalla Basilica d’aquileia


アクイレイア の旅より戻ったとたん、旅先の感動をモザイクに写しとりたいと思い、早速、アクイレイア 大聖堂の床モザイク制作に着手しました。
のがたモザイク工房の、床に、アクイレイア 大聖堂のモザイク部分のデザインを使うことにし、構図を検討しました。
作りたい!と思ったら、兎も角着手したい。旅エネルギーの相乗効果。モザイク制作用の原寸大コピーをトレースしました。




制作が進むにつれ、制作スペースの都合上、仮貼りのモザイクを分割し、さらに作り進めます。理想は、仮モザイク完成後の切断が望まれますが、仕方ないです。小さな東京の暮らしでは、小さなスペースを有効活用します。

東京地方は、7月初旬梅雨明けし、急激に暑くなりました。
暑さが苦にならない岡田も、流石に、体力が追いつきません。イタリア発作も落ち着いた頃、次のプロジェクトのために動き始めており、7月は、アクイレイア 大聖堂の床モザイク制作は、若干遅れをみせております。
そろそろ、2012年以降開催していなかった展示発表も、活動始動したいなと思い、計画を始めました。
展示を控えていた背景には、個人的な事情もありますが、2014〜新たに勉強を始めた芸術療法学会の学問が、その、主な理由です。アートセラピー(芸術療法)は、もともと、岡田の表現の根拠となる要素でありましたが、それは、経験上の感覚であって、学問とリンクしたものではありませんでした。モザイクと並び、岡田最大の関心事項であったわけです。山ほどの本を読み、慣れない発表と、論文に向き合いました。こうして、長い時間未消化であった事項が、脳みその中であっちに行ったり、こっちにきたり、それぞれの筋道ができ始め、次第に、整理されてきました。
私の中で増大する感覚的なエントロピーの整理は、まるで、テッセラを筋道を通して結びつけ、一つの完成形にするモザイク制作のようでした。そろそろ、次のステップへ進む準備ができたように思います。
イタリアと、モザイクと、アート。それは、モザイク岡田にとって、いつも、自分を導いてくれる北極星です。のがたモザイク工房では、モザイクアート教室WEBを更新し、皆様と、モザイク時間を分かち合うのを、お待ち申し上げております。どうぞ、今後とも、よろしくお願いいたします。
アクイレイア 大聖堂の床モザイクは、工房玄関に設置予定です。お楽しみに!