縄文展&なりきり美術館-東博-


JOMON: 10,000 Years of Prehistoric Art in Japan
酷暑。みなさん、元気ですかー!
猛暑続き、夏好きのモザイクおかだも、流石にバテ気味です。そんな中昨日は、イタリアより帰国中の友達家族と、東博(東京国立博物館)で開催中の、縄文(JOMON)展に行き、縄文チャージしてきました。

「縄文の美」の集結。国宝の土偶ちゃんが勢ぞろいしています。

4歳児君と一緒だったので、一つ一つゆっくり作品と対面する時間は限られていましたが、それでも、縄文土器、火焔型(かえんがた)土器群は、圧巻でした。思っていたより小ぶり。火焔型の意匠イメージの力強さのせいでしょうか、岡田脳に、身勝手に大きなものとインプットされていた土器サイズが、本物と接したことで、オリジナルの大きさに修正され、再インプットました。
日用品として使用された火焔式土器。両手ならば運べるサイズ。古代人は、土で捏ねた日常使いの土器に、なぜ、このような造形を写しこんだのでしょう。それは、単なる容器(容れ物)で良いわけです。

だからこそ、日本古来の精神性豊かさが映し出されている。
古代でも選りすぐりの美意識の高い集団が、創意工夫を重ねて、力強い土器を、他の影響も受けながら、徐々に発展させたのかしら?それとも、ある地域で一気に燃え盛る炎のように巻き起こった様式?
土器だけでなく、日本古来の自由な造形性や、写実的な観察眼と、その形を土偶などに写し取る技術や能力に驚きます。

 

ヒスイの深い緑の色彩や、耳飾りなどの、装身具もステキでした。縄文の平和の象徴ですね。

子どもに手を引かれながらも、縄文の存在感に、感激しましたよ!

JOMONガチャガチャ
心ときめくJOMONガチャガチャ しかし、おじさんがおめあてを狙い次々とお金を導入していた姿を見逃していません!マニアにはたまらない縄文グッツ〜

しかし、素晴らしい展示だけに、口惜しい点が、、。

残念点1:展示位置が高くて、小さな子どもが届かない!

残念点2:スケッチ不可(鉛筆を使ったメモ書きは可)

残念点1について:夏休みを挟む会期。5、6歳の子どもは、縄文土器に目が届きません。せめて、8月だけでも踏み台の設置を願います。

残念点2について:ヨーロッパの美術館では、模写する行為はあたりまえ。

縄文の造形美は、奇想天外な形が楽しく、刺激的。子どもは、素直に、子供の感受性で、造形美を捉え、自分のノートに写し取る。その行為の中に、自らの発見や学びがあるのであって、文字で書かれた説明を写し取るよりも、創造的な行為です。

日本の美術館スペース上の問題は、無視できない条件としても、展示品のスケッチは、寛容な制度の解禁を期待します。

Family Gallery: TNM and Art Tunes! Present: Becoming Japanese Art

さて、企画展チケットでは、広大な東博の展示全てを楽しむことができます。大人1600円ですが、小学生以下の子どもは無料。
24日より開催の「なりきり日本美術館」にも足を運びました。体験型展示で、絵に登場する人物などになりきれて遊べます!これは楽しく、子ども夢中!

「麗子微笑」の像に、私も撮影を試みました。「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」では、設置マイクに、(XXXX〜)と叫ぶと反応する仕組みや、他にも、浮世絵スタンプでハガキにポンポンできたり、大人も子どもも日本美術遊びに夢中。火焔型土器の帽子(?)みたいな、”なりきり展示グッツ”もあったのですが、初日のお愛嬌で、しばらくしたら、その日は展示中止の表示となってしまいました。

東博は、一日滞在しても見切れないほどの良質な展示品に接することができる博物館ですが、モザイクの必須見所もあります。

1階庭園側のラウンジ。漆喰と日本の焼き物を巧みにあしらった「宝相華」紋様の日本スタイルのモザイクは見事なので、お時間ある方はぜひ、お運びください。(久住有生親方によるモザイク紋様の復元について

昨日は、子どもたちと楽しすぎて、広大な東博のラウンジまでたどり着けませんでした。縄文展も開催中に大人目線でゆっくり見直したいと思います。

では、皆様も、ビタミン補給しながら、酷暑を乗り切りましょう~。

東博縄文展
上野公園噴水より、東博を望む

特別展「縄文ー1万年の美の鼓動」2018年7月3日ー9月2日

「なりきり日本美術館」2018年7月24日ー9月9日

会場 東京国立博物館アクセス情報