諸行無常 地植えアイビー枯れる


五月中頃から、プロジェクト案件で忙しく、現場に出ていました。
令和元年の五月後半は、夏日が続きましたね。
暑さはあまり苦にならないので、青い空輝く屋外で作業(モザイクの修復)をしながら、夜7時頃まで明るく気持ちの良い五月を、すこぶる快活に過ごしておりました。

「ただ居るだけで幸せ」

今年の五月晴れは、そんな気持ちにあふれていました。

自宅の庭先では、3年ぶりのサボテンの開花にも、気を良くしていました。

そんな矢先、家のブロック塀に、いつも青々を生い茂るアイビーの異変に気がつきました。

アイビー立ち枯れ 令和元年5月末に発見

アイビー立ち枯れ!?

およそ20年はこの場所で生息している地植えアイビーです。

成長旺盛なアイビーの蔓に苦労したことはあっても、全面的に枯れる。これまでおよそ20年、このような事態は起こった事がありませんでした。暑い夏でも、寒い冬でも、大抵青々としていました。

カサカサに枯れきったアイビーの葉を目撃して、頭の中ではぐるぐると、暑かった日々に、アイビーの事を気に留めなかったのが悔やまれてきます。

週末になるのを待って、アイビーの枝を大幅に切り、枯れてしまった葉を取り除きました。FaceBookでは、事情を知った緑を愛する先輩から、立ち枯れには、木酢液を辛抱強く与えると良いかもと言うアドバイスを頂き、早速試しています。

と言うのも、枯れた原因は、暑さだけでなく、

ウイルスや、カビも考えられるからです。カビの原因としては、自己流生ゴミ堆肥を、完全に堆肥化せずに与えていたことも懸念されます。

根元は、乾燥した感じですが、ウイルスや、カビもアイビー立ち枯れの原因として、考えてみます。

 

アイビー平成31年4月 青々と茂っていました。

 

アイビー立ち枯れ葉を除去し、無駄な枝を伐採後 負担を軽くするため、もう少し蔓を切る予定です。根元と、蔓に、教えてもらった木酢液を塗布し、回復を待つ

 

古いブロック塀一杯に伸びたアイビー周辺は、これまでなにかと、制作に絡めてお世話になった場所でした。心の中ではいつも、伸びすぎるアイビーの剪定が大変で、(大変、大変)と思いつつ、モザイク作品の出来具合を観察したりするのに、アイビーの袂を利用していました。大変大変、と思いながらも、剪定する傍で、突然姿を表すヤモリに気をよくしたものでした。

2014〜2015 スクーデリア経堂制作時

 

2014〜2015 スクーデリア経堂制作時 2階から、作品の効果をチェックしているところ。ブロック塀に伸びる、アイビーの姿。

 

カーザポルタ 2015蔦追加

”カーザポルタ”の壁画制作では、オーナー様の「蔦を絡ませて欲しい」と言うご要望に、庭先のアイビーをモチーフにして、モザイク制作をしたこともありました。

カーザポルタ 2015蔦追加 モザイク制作:岡田七歩美

 

カーザポルタ 2015蔦追加 モザイク制作:岡田七歩美

 

幼稚園2歳児保育看板制作時 屋外の光で完成を確認 2017 モザイク制作:岡田七歩美

 

98%は枯れてしまったアイビー。庭先のアイビーは、あって当たり前の家族のような存在だと気が付きました。

古い枝を伐採し、教えてもらった木酢液を与え、しばらく様子をみます。それでも変化がないようなら、思い切って、株元まで切ってみます。

 

5月の酷暑だけでなく、振り返れば、GW前半は、ストーブをつける程の冷え込み。GW後半から急激な夏日。そして、中頃、強風と、大雨嵐。南向きのアイビーには、過酷な気候変化だったかもしれません。

良いこと、悪いこと。同じ状態は続かないものですね。長い時間、この場所で命を生きた植物ですから、それ自体の意思に、あとは委ねましょう。