ロエベ クラフトプライズ2019 草月会館へ


雨ばかり降っている7月。

間も無く土用の丑の日だと言うのに、令和元年の7月は憂鬱な天気。

梅雨といっても、ジメジメしとしと雨ではなくて、豪雨。

 

日本の季節はどこへ行ってしまったのでしょう?

そんな先週の日曜日、

早朝モザイククラスの生徒の方から、青山の草月会館で開催中「ロエベ クラフトプライズ」について、話を伺いました。

LOEWE (ロエベ)はご存知、スペインのバックの老舗ブランド。
ロエベ財団によるクラフトプライズは、今年で3回目となるそうです。

100カ国以上から2,500点を超える作品応募があり、

ファイナリスト29名の作品が展示されました。

ロエベクラフトプライズ2019 カタログ

展示会場となった草月会館1階ロビーは、彫刻家イサム・ノグチによる石庭が独創的な空間を生みだしていましす。

御影石と水を巧みに演出した断層的な空間は、それだけで圧倒的ですが、ファイナリストの作品は、空間の存在感に負けず、そして、作品の大小に関わらず、その場に、作品として存在していたのは、圧巻でした。

作品の力と、展示力の力。

どちらもすごい。

よほどの作品でないと、この、草月ロビーの空間に負けてしまうでしょう。

ルット・ペータス オランダ [suctus] 2018 わずか10センチ足らずのミニマルな作品に関わらず、私の目を捉えた作品でした。
草月会館 1階 草月プラザ 丸っこい物体が、石塚源太氏の大将作品 [Surface tactility #11] 2018  伝統的な漆塗りによる作品。形のヒントは、スーパーにあったメッシュ袋に入ったオレンジだそうです。
ハリー・モーガン イギリス [‘Untitled’ from Dichotomy Series] 2018 ヴェネツィア・ムラーノグラス製造技術と、高密度のコンクリートの塊の融合。 とても美しい作品でした。 近い将来、こんな建造物が実現しそうです。
草月会館 草月ロビーから青山通り展望

 

展示では、驚くほど多様な技術、媒体、表現様式を見ることができます。展覧会の目的は、彼ら(ファイナリスト)がコンテンポラリークラフトの発展にもたらせた、思慮的かつ基礎的な貢献を讃えるものです。(カタログより抜粋)

 

私は、これまであまり、工芸作品や、クラフトを見る目が育まれていなかったのですが、ようやく最近、こうした私の中にも、小さな変化が生じているのを感じています。

 

とても勉強になった展示でした。

ご紹介頂き、ありがとうございます。

 

草月会館 入り口を飾る生け花 立葵と向日葵の組み合わせが斬新で見事です。