古代オリエント博物館へ モザイクの起源 装飾釘


The Ancient Orient museum, Tokyo

タイムスリップ!古代オリエントの世界へ 常設展示

暖冬とは言え、寒い日が続きます。

モザイクアーティスト の岡田です。
駒込で打ち合わせがあったので、その後、ここ半年ばかり行きたかった、古代オリエント博物館へ運びました。

池袋サンシャイシティ文化会館7階です。

古代オリエント博物館ポスター

仏像の起源、古代仏教、ガンダーラなどが、年初の頭の中で、キーワードで上がっていましたので、ぜひとも、行きたかったのです。

会場入って展示物の前に設置された、

人類の歴史パネルを利用して、

旧人類から、古代ローマまで、オリエント世界の流れを、一気に学習できました。

それだけで、充分鑑賞の価値のある博物館でしたが、

モザイクの起源とされる、装飾釘をみつけ、気分が向上しました。

 

 

 

モザイクの起源とされる神殿装飾の円柱

ポイント矢印ウルクの神殿 ベルリンのペルガモン美術館で見た円柱のテッセラと似たものを、古代オリエント博物館でも、見つけました。

モザイクの歴史 メソポタミア
モザイク遺跡 ベルリン・ペルガモン美術館・撮影 岡田七歩美 2013年

 

装飾用釘

装飾用石製釘 Stone Nails for Mosaic 土製釘 Clay Nails for Mosaic, 古代オリエント博物館展示

 

驚いたのは、
「装飾用釘」が、土製品だけでなく、石の釘も展示してあったことです。

ペルガモンでは、そこまで注意深く観察しなかったですし、本からも、石の釘については、私は、まだ、読み込んでいませんので、実に、興味が深まりました。

石は、メソポタミア出土、土は、イラク南部出土、各紀元前3200年頃と推定されています。

 

グアテ王銘粘土釘

グアデ王銘粘土釘 Clay Nail with Inscriptions, イラク南部 前2200頃 古代オリエント博物館 東京

 

それだけでなく、

シュメル語が刻まれている装飾釘の展示もありました。

「記念碑文として、神殿の壁面に打ち込まれたものと考えれる」と説明されています。

 

孔雀のモザイク レバンン 3〜6世紀 古代オリエント博物館

 

まとめ

古代オリエント博物館を知ったのは、昨年半ば頃から、古代メソポタミアに関する本を、少しづつ読み始めたからです。

モザイクの歴史書、私は、英語よりイタリア語の方が、少しは得意なので、イタリアの本に当たります。

モザイクと出会わなければ、
地理も、歴史も苦手意識の強かった私が、

考古学まで、歴史を振り返るキッカケもなかったでしょう。

でも、モザイクの目が養われ、

やがて、モザイクと、仏教(宗教)起源の関心は混ざり合い、

自然、東と、西が融合する地域へと、視野が広がり始めています。

シルクロード、ガンダーラ、ヘレニズムといった、歴史用語としての単語が、しだいに、生き生きと、時代性を帯で、私の中で、生き始めています。

サンシャインも、ほとんど行ったことがありませんでし、博物館は、偶然訪れる時間を得たのですが、水曜日で、レディースデーでした。半額で入館できました。運がよかったです!