テッセラ
モザイクは、モザイクの材料を割り、作品に仕上げるアートです。絵画で指し示す所の、絵の具が、モザイクの材料にあたります。
古くは、大理石を割ったものを使い、床の装飾に応用していました。
大理石

イタリア直輸入の大理石
イタリアから、モザイク用にカットしたものを直輸入した大理石です。
こうした材料の他、モザイクの専門家は、30〜45センチ角の大きな石材も、どんどん割って、モザイク壁画や、大きな作品、仕事に応用し、活用します。
大理石は、自然石なので、色によって、硬度が違い、割る技術が求められます。

ズマルト Smalto/Smalti
ズマルトとは、主に、伝統的にヴェネツィアで生産されている、モザイク用の、色ガラスの総称です。


現代では、生産性を上げるために、工場出荷時に、1〜2センチ角にカットしたズマルトも、出荷されています。
バブル期の日本のモザイク壁画には、こうしたズマルトが、そのまま贅沢に、使われた作品も多く見られます。



ガラスタイル glass Tiles


タイル Tiles
一般的な10角タイルを、カットして使います。
建築現場の仕事をきっかけとして、2014年よりナホミオカダ は研究し、モザイクアートとして、実用化しました。
古典的なモザイク技法を、タイルを材料で用いることで、より安価に、しかし、より自由に、予算と工期の限られた建造物へ、モザイクアートの可能性を押し広げました。
モザイク教室でも、タイルモザイク の展開が、可能となりました。
他、タイル材料は、モザイクのクラフト用に2ミリ厚のものが開発されています。しかし、発色上の問題で、のがたモザイク工房では、採用しておりません。(特別な、ご要望がある場合には、使います)



室内用タイルと、硬質タイル、ステンド用ガラス、ミラーなど

磁器・陶器
食器など、磁器や陶器を割ったものも、モザイクアートの材料に使うことが可能です。

貝殻・小石・テラコッタ
このような材料も、古来から、モザイクの材料として使われてきました。
プラスティックや、なんでも
欧米では、現代、様々な、材料を、モザイクアートの技法で応用し、多岐にわたる優れたアート表現を実現しています。
起源とされるモザイクピース
