こんにちは、モザイクアーティスト のおかだなほみです。
廣瀬智央 「地球はレモンのように青い」
HIROSE Satoshi
The Earth is Blue like a Lemon
会期 2020年6月1日〜7月26日(水・休)
会館時間 10:00〜18:00
観覧料 500円
会場 アーツ前橋
東京方面〜前橋アクセス
行き
新宿〜前橋
湘南新宿ライン(高崎行き)
新宿~高崎 約110分
両毛線
高崎~前橋 15分
費用 JR 1980円
※グリーン車利用もおすすめ
>(+1000円)約2時間の移動中、お弁当を楽しんだり、PC操作をしつつ、事務仕事などこなせる。<廣瀬氏おすすめ
私が利用したルート
野方>高田馬場>新宿>赤羽(JR埼京線)>高崎(JR高崎線 高崎行)>前橋(JR両毛線)
※湘南新宿ラインが乗り換え少なく便利ですが、
赤羽経由でも前橋までアクセスできます。
帰り
前橋駅17:20発〜練馬 20:00着
高速バス 日本中央バス (新宿・秋葉原方面)
1650円
往路、高崎の乗り継ぎ待合時に、電話予約した。
復路のバスでは、展示余韻で、
レモンサワーを楽しむ。
前橋〜練馬バス旅およそ2時間半。
コロナウィルス対策で、座席は、2分の1利用。
平日でしたので、
高崎までの乗車数は4名、高崎からも混雑なく、順調なバス旅でした。
前橋駅〜アーツ前橋
徒歩15分(巡回バスも利用可)






美術家 廣瀬智央氏
廣瀬氏(1963–)は、ミラノを拠点に活動を続ける美術家です。
”豆やパスタをはじめ誰もがよく知る日常の素材を用い、豊かさと貧しさ、人工と自然、ミクロとマクロなど相反する要素が共存する詩的な表現をおこなうことで知られています”
(展示チラシ抜粋)
展示<地球はレモンのように青い>は、
1990年代から活躍する廣瀬氏、
イタリア移住後の初期作品から近作、新作までを展観する構成です。
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、
会期が2ヶ月ずれ込み、
会期中予定された、
廣瀬智央氏との対談イベントも中止となっています。
予定されたオープニングトーク
x 椹木野衣(さわらぎのい)美術評論家・多摩美術大学教授
過去・現在・未来
x 中村政人(なかむらまさと)アーティスト・東京芸術大学教授
僕らの現代美術黎明期
x 村上隆(むらかみたかし)アーティスト

廣瀬氏とおかだなほみ
6月最後の日、
ちょうど廣瀬氏が在廊されているとの事で、出かけました。
廣瀬氏は、多摩美術大学時代の同級生です。
お互いに、版画を選択していました。
在学中話す機会は、ほとんどありませんでした。
私が、イタリア留学を目指した1990年代前半に、
先に、イタリア政府給費留学生として渡伊された廣瀬さんにアポイントをとったのがきっかけで、それ以降、少しづつ、交友が始まりました。
上達しない私のイタリア語学習法について、アドバイスを頂いたのでした。
それ以降、時々、廣瀬氏の展示には、足を運びます。

廣瀬智央初期作品〜近作まで網羅
今回の展示は、初期作品から近作までを網羅しているため、楽しみでした。
ペットポトルの蓋10年分を集めて形成した<島:9年目の存在>。
<マーレロッソ>などは、初めて観る機会を得ました。
<マーレロッソ> 21年ぶりの展示
イラン遊牧民と共作した手織りのギャべ(絨毯)

頭の中では、小さな絨毯をたくさん寄せ集めた作品として記憶されていましたが、
実際の作品は、
とてつもなく大きな絨毯で、
1枚が100キロもある厚手ギャべ。
草木で染め上げられた絨毯が、
美術館フロアにひきつめられた作品。
紅い海を歩く。
きもちよい。
靴を脱いで、絨毯の上を歩いたり、
子ども達も、自由に遊べます。
”美術は『モノ』という対象を鑑賞する” という概念に、
新しい視点や気づき、体験を得る空間。


7月5日まで六本木でも展示開催
奇妙な循環
2020年6月5日〜7月4日
小山登美男ギャラリー アクセス

代表作とも言える<レモンプロジェクト03>は、
嗅覚刺激を含め、全身で体感する作品。
展示会期終了後は、
桐生大学短期大学部アート・デザイン学科との協同プロジェクトで、レモンを紙として製品化したり、レモン石鹸の制作につなげます。
