モザイク建築


モザイクと建築

こんにちは、モザイクアーティスト の岡田七歩美です。

今日ご紹介する建築、「赤堤木舎」は、先駆的なデザイナースマンションでした。

イタリア留学から戻り間もなく、仕事を頂いた事例です。

当時まだ日本では、モザイク看板・モザイク装飾を建築工事プランに取り入れる事例は少なく、貴重な経験を積ませて頂きました。

建築の美は、ディテールに宿る

この日は、当時のデザイナーさん(現)まる企画赤坂さんと、モザイク装飾のある建築を見て歩きました

モザイクと建築 モザイク看板 制作:岡田七歩美 2001

モザイクとは

モザイクとは、石や、ガラスなどの小片を組み合わせて、絵柄や、幾何学文様などを描き出す装飾美術の技法で、地中海地方を中心に、発展しました。

 

モザイクの歴史

ギリシャ・ローマ時代にはすでに、玉石や、小さな立方体に割った大理石で、写実的な絵柄を描き出す技法が完成していました。

モザイクは、神殿装飾や、貴族の館、公共施設などで、床の一部を装飾するといった、実用を兼ねた建築技法として使用され、発展してきました。

キリスト教時代には、新しい宗教の普及目的で、教会内部が、色彩豊かなガラスモザイクで装飾されました。

グエル公園/Parc Guell

モザイクは、建築と深い関わりを持ちながら発展した装飾技法

モザイクの堅牢な装飾的特徴は、特に、西洋建築の流れの中では、深い関わりを持ちながら、発展しています。

 

石や、ガラスの他にも、タイルを使ったモザイクでは、幾何学文様で埋め尽くされたモスクに具体例を見ることができます。

近代では、タイルを自由に砕いたガウディを代表するモザイクスタイルも、建築や、公園などで多用され、最近、タイルモザイクの人気は高まっています。

日本では、50ミリ以下のタイルを割らずに組み合わせた「モザイクタイル」といったシート状の商品が人気で、DIYにも好まれています。

 

モザイクは材料を割る

 

さて、

モザイクアーティスト 岡田七歩美は、伝統的なモザイクの技法を、モザイクの古都、イタリア・ラヴェンナで学びました。(1995~1998年)

モザイクは、一からラヴェンナで習いました。

我流ではなく、伝統技法から順を追って学んだ経験は、貴重でした。もともと、根源的な要素(基礎)をしっかり身につけたいと願う性格なので、私には向いた学習手順でした。

モザイク表札のある建築 木造集合住宅 岡田七歩美:撮影2020 赤堤木舎当時のデザイナーと共に現場に戻る

モザイク表札

今日ご紹介する木造の集合住宅「赤堤木舎(あかづつみもくしゃ)」は、帰国後、初めて、建築の中に、モザイク表札と、モザイク装飾を取り込んだ事例です。

 

モザイク表札は、当時まだ、一般的ではありませんでしたが、プロジェクト全体を監修したデザイナーの依頼により、建築プランの中に、モザイク装飾を盛り込む流れができました。

モザイクと建築は、相性の良い間柄

モザイクと、建築は、前述した通り、本来相性の良い対象です。

建築計画の中に、モザイク装飾を取り入れることで、建築自体のデザイン性と、お互いにその意義を殺すことなく、引き立てる関係性ができあがると言えるでしょう。

 

建築装飾事例 モザイク装飾 庇部 制作:岡田七歩美2001

 

「赤堤木舎(あかづつみもくしゃ)」の事例では、日本語のモザイク表札と、庇(ひさし)の部分に、大理石を使ったモザイク装飾が施されています。

竣工からおよそ20年、今も変わらずに、建物の一部として、存在しています。

 

モザイク表札 日本語 20年を経て味わいが出てきた大理石表札 制作:岡田七歩美2001

 

のがたモザイク工房では、モザイクアート単体の建築装飾だけでなく、建築にモザイク装飾を取り入れたご提案も、経験豊かで、信頼のあるチームでお受けしています。

 

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建築モザイク装飾 帰国後初作